オーストラリア移住を目指すSE日記

オーストラリアを目指して走れ!!

闇の河(オーストラリア現代文学傑作選)を呼んだ感想②

 

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Photo Source: www.pinterest.com

 

オーストラリアに対する理解を少しでも深めたいなと思い、

読み始めました。

run4au.hatenablog.com

 

今日は感想の続きです。

第二章 シドニー

ロンドンでの壮絶な貧しさとの戦い、そして絞首刑から逃れて、

主人公ソーンヒルがたどり着いたシドニーでの生活が描かれています。

 

当然本には絵はなく、文字だけで表現されているのですが、

18世紀当時のロンドンの鬱屈した雰囲気から、

日差し照り付けるシドニーの様子が読んでいてよく伝わりました。

 

シドニー開拓時のなにもないところで、楽しみはラム酒が中心だったそうです。

それでも真面目に働けば、ロンドンの時よりもずっといい暮らしができる環境は

流刑されたほうが全然いいじゃんと思ってしまいました。

 

でも意外だったのは、主人公ソーンヒルとその妻サルは、

シドニーにそこまで感動が湧いていない様子でした。

 

むしろ故郷ロンドンへいつか戻りたいと思う願望が共通にあり、

それまでのあいだ、妻はシドニーの開拓村でできるだけ安定して暮らしたいという思い、

夫はシドニーから少し離れたところで、自分の土地を所有して暮らしたい!

という思いそれぞれ夫婦で異なる思いが生じているのでした。

 

 

読んでいて、シドニーの開拓時の様子が想像することができました。

社会がまだ未発達の中で、ラム酒が生活の中心となっていたり、

流刑された人たちにとっては、ロンドンのときよりも生活がラクになって、

性格もおおらかになっているのは、いまのオージーの文化にも通じるのかなぁ

などと思いました。

 

闇の河  THE SECRET RIVER (オーストラリア現代文学傑作選第4巻)

闇の河 THE SECRET RIVER (オーストラリア現代文学傑作選第4巻)

 

 

 

【プロジェクト1日目】超上流の工程ってどんなことしているの?

[プロジェクト1日目]

  

run4au.hatenablog.com

 

ということで、まずは現行のシステム分析から始めていくことにしました。

ただ、プロジェクトの前の、調査期間のことを「分計フェーズ」とかって聞くけど、

いったいどんなことをしてるんでしょうか?

 いわゆる「超上流」工程ってこれまでやったことがありません。

全く知識がなかったので、参考になる資料を探してみました。

以下の二つはとても参考になりましたので、

上流工程、超上流工程ってどんなことするんだろう?って興味がある人は、

参考に呼んでみてください。

PDFなので、簡単にダウンロードすることができます。

 

「共通フレーム2007概説」

https://www.ipa.go.jp/files/000005389.pdf

「開発上流工程の歩き方」

http://www.openthology.org/download/2007/200706_HowToWalk_naka.pdf

 

また、会社の先輩にも聞いてみたところ、

現在使っているシステムがあってそれをリプレースする場合の

「要件定義」については、

 

「 要件定義 = 業務フロー +(現行システムに対する) GAPを洗い出すこと 」

 

でよいとのことでした。

 

なので、

1.まずは現行のシステムを分析する。

それができたら、次のステップとして、

 

2.システムユーザーに「今のシステムのなにが悪いか、どうしてほしいか」を聞きだす。

 

これを要件定義のフェーズとして進めていきたいと思います。